「片手走リノススメ」なんて、わかりにくいタイトルですみません(^^;
前回は、「ハンドルに頼らない=ハンドルをいつもフリーにしておけるポジション」について書きましたが、今回は、これが誰にでも体感できる練習方法です。
その練習方法とは・・・
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タイトル通りの「片手で走る事」です(^^;
単純ですが、これはかなり効果的な練習方法です。
だって・・・全てのバイクの挙動をボディーバランス・アクセル・フロントブレーキ、リアブレーキでコントロールしなくちゃならないんですから。
ハンドルに頼っている走りをしていたら、すぐに転びます(笑
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まずは普通に両手でスタートしたら、ゆっくりしたスピードでいいので左手を離してみましょう。
路面の良い所を真っ直ぐ走る分には問題ないでしょうが、肝心なのは、ここから先です。
自由に曲がれますか?
アクセルを開けられますか?
ブレーキングできますか?
路面が荒れていてもそのまま走れますか?
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これができないという事は、ハンドルに頼った走りをしているからです。
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ちなみに下の写真は、片手走りの練習中に転倒してしまったものです。
彼の技量であれば、両手なら何の問題も無く通過できる場所で転倒してしまいました。
この場所は水が溜まっていて、路面状況がわからないため、無意識の内に腰が引けて(曲がって)しまったのでしょう。
そのためにハンドルを強く保持してしまい、バイクの自由操舵性を殺してしまったのです。
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この片手走りで、どんどん条件の悪い場所を走ってみてください。
それまで如何にハンドルに頼って走っていたかが分かると共に、「ハンドルに頼らない=ハンドルをいつもフリーにしておけるポジション」というものが、どれだけ大切なのかがわかってもらえると思います。 |