5・「片手走リノススメ」




「片手走リノススメ」なんて、わかりにくいタイトルですみません(^^;

前回は、「ハンドルに頼らない=ハンドルをいつもフリーにしておけるポジション」について書きましたが、今回は、これが誰にでも体感できる練習方法です。

その練習方法とは・・・

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タイトル通りの「片手で走る事」です(^^;

単純ですが、これはかなり効果的な練習方法です。

だって・・・全てのバイクの挙動をボディーバランス・アクセル・フロントブレーキ、リアブレーキでコントロールしなくちゃならないんですから。

ハンドルに頼っている走りをしていたら、すぐに転びます(笑

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まずは普通に両手でスタートしたら、ゆっくりしたスピードでいいので左手を離してみましょう。

路面の良い所を真っ直ぐ走る分には問題ないでしょうが、肝心なのは、ここから先です。

自由に曲がれますか?

アクセルを開けられますか?

ブレーキングできますか?

路面が荒れていてもそのまま走れますか?

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これができないという事は、ハンドルに頼った走りをしているからです。

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ちなみに下の写真は、片手走りの練習中に転倒してしまったものです。

彼の技量であれば、両手なら何の問題も無く通過できる場所で転倒してしまいました。

この場所は水が溜まっていて、路面状況がわからないため、無意識の内に腰が引けて(曲がって)しまったのでしょう。

そのためにハンドルを強く保持してしまい、バイクの自由操舵性を殺してしまったのです。

CA2800230001.jpg


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この片手走りで、どんどん条件の悪い場所を走ってみてください。

それまで如何にハンドルに頼って走っていたかが分かると共に、「ハンドルに頼らない=ハンドルをいつもフリーにしておけるポジション」というものが、どれだけ大切なのかがわかってもらえると思います。

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