6・「初級者はコースを走らない方がいい」




(狭い日本では、コース以外で走る場所を見つけるのが難しいと思いますが・・・)

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それでは、なぜ「初級者はコースを走らない方がいい」のか。

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コースを走っていると「バイクを自由に操るためのテクニック」よりも「コースを速く走るテクニック」にとらわれがちになるからです。

コースは整備されているために、初級者でも慣れてくればスピードを出せるようになってきますが、これが落とし穴なのです。

中・上級者は「バイクを自由に操るためのテクニック」を修得しているからこそコースでも速く走れるのであって、一足飛びにそのレベルまで到達している訳ではないのです。

それを「バイクを自由に操るためのテクニック」の修得できていない初級者が真似をしようとしても出来るわけがありません。

スピードが出せるようになっても、そのスピードにテクニックが追いつかず、いつかは限界を超えてしまう時が来ます。

運が良ければ、何事もなくステップアップできるかもしれませんが、大概の場合は、私のように骨を折り、オフロードを続けるか止めるかの選択をしなければならなくなるでしょう・・・

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