24・「技量に合ったスピード」




当たり前ですが、中・上級者は初級者よりもスピードが出せますし、頑張らずに普通に流していても、スピード差が出来ます。

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これは何故でしょう・・・

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それは技量に合ったスピード域があるからです。

初級者のうちはよく理解できないかもしれませんが、技量が上がれば上がるほどスピードを出していた方が楽に(安全に)走れる事が多いのです。

更にそれは条件が悪くなればなるほど顕著になってきます。

例えばガレ場・ヒルクライム・マディー・玉砂利・水溜りetc・・・

全て初級者が苦手とするものですが、中・上級者はこういったシチュエーションになると逆にスピードを上げます。

その理由は、惰性を利用する事と、加速する事によってフロントホイールを浮かし、抵抗を少なくしようとすることにあります。

惰性を付ける事によってアクセルの開度を最小限にでき、リアの滑りを抑えることが出来たり、フロントホイールを浮かす事によって路面からの衝撃を少なく出来るのです。

更にレベルアップすると、フロントを浮かすだけではなく、前後のサスペンションを浮かし(サスの動き始めの部分だけを使う)凸凹の道をまるで平らな道を走っているかのように走ることも出来るようになります。
(私はまだそこまで行ってませんが(^^;)

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この様に、中・上級者は意味があってスピードを上げているのです。

初級者のうちは「スピード=危険」と思いがちですが、中・上級者にとってのスピードとは「スピード=危険」ではなく「スピード=安全」に成り得るのです。

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追記

技量が伴わない初級者のうちは、表面だけ真似てスピードを上げる事はやめましょう(^^;

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