2・「バイクを自由に操るためのテクニック」




*まあ、私もまだまだ下手くそですから偉そうな事はいえませんが、長い間、下手で悩んでいたからこそ分かる事であるとも思います。

ポジション編

下手な人と上手い人は、ゆっくり走っていても不思議と見分けがつきます。
これは何故でしょうか?

下手な人の例

後ろ寄りに座っている
腰が曲がっている
ヒジが下がっている
グリップを正面からしっかり握っている
アゴが上がっている

上手い人の例

前寄りに座っている
背筋がピンと伸びて、腰が曲がっていない
ヒジが上がっている
グリップを横からそえるように握っている
アゴを引いている

このように、上手い人の乗り方には法則があるのですが、いざ自分がそれを真似て走ってみようとしても、本当に大事な部分を理論的に理解できていないので、同じ様には走れないのです。

私の場合、この中で特に、腰が曲がっているという点がひどく、腰痛のためにモトクロスをやめようかとさえ思っていました。

当時はそんな事には全然気付いていませんでしたが、いま思えば、初級を脱出できる切っ掛けとなったのはココからなのです・・・

それは、腰以外の問題点のほとんどが、腰の問題を解決する事によって、自然とできるようになっていったからなのです。

では、これをどうやってクリアしたのか?

それは、元モトクロス世界チャンピオン渡辺明さんのベストテクスクールです。

それまでにもスクールに行った事は何回かありましたが、そのどれもが「路面状況に合わせたテクニック」を教えるもので、私が知りたい「基本的なバイクの乗り方」を教えてくれるものではありませんでした・・・

そんな時にベストテクスクールと出会いました。

このスクールが他のスクールと違うところは、「路面状況に合わせたテクニック」ではなく、乗車姿勢から徹底的に矯正される事です。

具体的にいえば、一番大事なのは腰を曲げない事。

「身体を腰から曲げるのではなく、足の付け根から曲げる」のです。

これが如何に大切であったのかということは、スクール後の自分の身体が教えてくれました。

モトクロスの練習をする度に悪化していた腰が、スクールで一日走った後なのに痛くないのです・・・

(私の場合は特にひどかったので、その差がはっきりと体感できました)

この、「身体を腰から曲げるのではなく、足の付け根から曲げる」という事から全てが始まります。

逆に、これをマスターしない事には先もありません。

ずっと下手なままです・・・(笑

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