19・「走り方の変化」




先日の日記で「昔は新品タイヤでも滑って転んでたのに、走り方が変わったせいか、こんなタイヤでも不思議と滑って転ぶ事がほとんど無いんです」と書きましたが、その続きです。

本当に昔はよく転んでました(^^;
特にコーナーの立ち上がりなんかで。

昔はフォームが出来ていなかった為に極端なリア荷重で、更に低いギアでアクセルを開けてました。

これではリアが滑ってスリップダウンするのは当たり前です。

・・・・

でも・・・

なかなか気が付かないんですよねこれが。

単純になんでそうなるのか逆に考えてみればいいんですが・・・

・・・・

そうです、フロント荷重で高めのギアを使えばいいんです。

高めのギアを使えるようになれば、スピードアベレージも上げられるようになりますし、低いギアよりもパワー変動が少ないので、疲れにくいといい事づくめです。

・・・・

が、

単純にそれだけではダメです(^^;

一口にフロント荷重といっても、腰が曲がっていると(骨盤が寝ていると)ステップに荷重を逃がせないために、いくら頑張っても体がバイクに置いていかれてしまうのです。

更に、高めのギアを使うには、それなりに進入スピードも上げないとパワーが足りなくてストールしてしまいます。

何らかの原因でスピードが落ちてしまった場合に、ギアを落すのではなく、半クラを当てて瞬間的にパワーを出せるテクも必要になってきます。
(不思議と、低いギアでアクセルを開けるよりも、高いギアで半クラを当てた方がパワーの出方がマイルドなんです)

そしてリアブレーキの使い方です。

昔はリアブレーキを殆ど使わないで走っていたんですが(フロントもか・・・(^^;)今はリアブレーキをガンガンに使います。

これはただ単に止まる時だけでなく、車体を安定させるために使うのです。

バイクはパワーを掛けている時がいちばん安定しています。

逆に安定しないのはコーナーの進入などでアクセルを閉じている時です。

この安定しない状況になった時に、意図的にリアブレーキを掛けてアクセルを開けられる状況を作り出すのです。

・・・・

この様な、高めのギアを使うとか。半クラを当てる、止まるためのブレーキをアクセルを開けている時に使うというような、ライテク本には書いていないような事を試し始めた頃から転ばなくなりました。
(上級者の人達の走りをよく観察してみると、みんな当たり前のようにやってるんですけどね)

この今までとは違った事を試してみるという事が、初級者から中級者への壁だったような気がします(^^;

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