17・「グリップの握り方」




まず、考え方として、グリップを「握る」というよりも、手をグリップに「添える」と考えて下さい。
(写真ではクラッチ側ですが、全てにおいてブレーキ側も同様です)

良い例
CA280199.jpg
横から「ドアノブを回す」「雑巾を絞る」ように手を添える。

悪い例
CA280198.jpg
正面から力を入れて握ってしまう。

レバーの握り方。

良い例
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人差し指と中指の2本で操作します。走行中は常にこの状態をキープします。

悪い例
CA280197.jpg
4本指。

加速・上り時。
CA280200.jpg
薬指と小指をグリップに引っ掛けます。

減速・下り時。
CA280201.jpg
手の平をグリップに押し当てます。

どの様な場合でも、グリップをしっかりと握ってはいけません。
握らないように添えているだけです。

ストレートでは、グリップと手の間に僅かに隙間を作る感覚で。
コーナーでは、曲がりたい方向へハンドルを押す感覚です。

この様にグリップを握るのではなく、添えるようにする事で、ハンドルに余計な力を加えないように出来ると共に、ハンドルから伝わってくる路面からの衝撃や、バイクの重さを体に伝えないように出来るのです。

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