13・「これが出来なければ始まらない!?」




「身体を腰から曲げるのではなく、足の付け根から曲げる」
これは以前にも書きましたが、基本中の基本で、いちばん大切な事です。

なぜ大切なのかと言うと、身体を腰から曲げている限り、他の事を練習しても上達出来ないからです。
(上級者は、まず間違いなく身体を足の付け根から曲げる事ができています)

そして、身体を腰から曲げる習慣が付いてしまっている人には、何よりも難しい事であるのです・・・
(私がベストテクを知りながら上達できなかった原因でもあります)

今回はこれを、もっとわかりやすく説明します。

・・・・

腰から曲がった状態(骨盤が寝ている)
CA280159.jpg



足の付け根から曲がった状態(骨盤が起きている)
CA280160.jpg



私の場合、自分では足の付け根から身体を曲げているつもりでも、走り出すと腰から身体が曲がった状態になってしまっていました。

これに気が付いたのは、コーナリングの時でした。
曲がりたいのに曲がれないのです・・・

なぜ曲がれなかったのか?

それは自分でハンドルを引っ張っていたからです(^^;

気が付けば簡単な事なのですが、腰から身体が曲がった状態だと、バイクよりも身体が遅れてしまい、ハンドルを引っ張ってしまうので、ハンドルを切る事が出来なかったのです。

・・・・

これを防止するのに良い方法が、足の付け根から身体を曲げると考えるよりも「骨盤を起こす」と考える事です。
(おへその下あたりを前に出す感じでしょうか)

そうすると、自然に背筋も伸びて、きちんと身体が足の付け根から曲がるようになります。

まずは、ここからです。
この状態を走行中いつでもキープ出来る様に練習して下さい。

「骨盤を起こす」「骨盤を起こす」と唱えながら・・・(笑

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